旅するゲーマー

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映画「イコライザー」を観た感想

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どんな映画?

 

ホームセンターで働くさえない平凡な中年男性。
しかし、本当の姿は元CIA工作員で最強の男だった!
そんな彼の友達の女の子が売春組織に囚われていることに彼は気づく。
女の子を解放させるために彼は元CIA工作員の技術を使い、敵を潰していく。

 

とても簡単に書きましたが、そんなような映画です。
ハリウッド映画にありがちなCIA工作員最強説が今作でも適応されてます。

 

感想

 

まずデンゼル・ワシントンのファン向けに作られたと言ってもいいくらいに、
渋くてかっこいい!話す言葉や細かい仕草などにいちいちカッコよさを感じてしまう。
敵役のマートン・チョーカシュも渋い。この人もカッコいいよねえ。


アクション映画なんだけど、主人公が強すぎて敵から反撃される機会はほぼありません。
アクション映画としては微妙なんじゃないかと思います。一つ一つの戦闘シーンも短いし。
じゃあ何処がよかったかっていうと、かなり日常のシーンが入っていること。


ホームセンターで働いていたり、同僚と何気ない会話をしていたり。
同僚の夢のために協力したり、深夜のカフェに本を読みに行ったり。
そしてカフェで出会うことにある、クロエが演じる娼婦との会話に和みます。


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正直最初観たときはクロエだと気づきませんでしたw
しっかりものの少女役が多かったと思うんですが、娼婦役もできるんですね。
残念だったのはそこまで登場回数が多くなかったということ。中盤とか全く出てなかったしね…。


あと一つ、この映画には名言が多いところが良かった。
ハッとさせるような言葉を主人公が数多く残します。私が好きだったのは、


主人公「君なら何にでもなれる」
娼婦「あなたの世界ではね 私の世界では違う」
主人公「なら世界を変えろ」


こんなこと言われたらシビレますよね~カッコよすぎる。
こういうのも重なってデンゼル・ワシントンのファン向け映画だと思います。
彼が好きな人は観るべきだと思いますよ。彼の魅力満載です。


上映時間も長めですが、中だるみすることもないので飽きませんでした。
特にラストのシーンでは敵が銃を使ってこようが何故か日用品で反撃するという、
どこぞのホームアローンみたいなシーンは必見だと思います。
そして映画を見終わった後、深夜のカフェで本を読みたくなること間違いなし。オススメです。