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旅するゲーマー

たまに旅をするゲーマーが日々を綴ります

僕にとってのスターウォーズとフォースの覚醒の感想【ネタバレ有り】

映画レビュー

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12月18日。スターウォーズの新作であるフォースの覚醒が上映された。正直言ってお祭りである。そしてこのレベルのお祭りがこの先あるとは思えない。私は初日に観に行ったわけではないので、そのお祭りには参加できなかった。だけど、私もファンの端くれ。頑張って予約した20日のチケットを持って観てきました。

  

僕にとってのスターウォーズ


僕とスターウォーズの出会いは小学3年生の時だった。その時にはオリジナル三部作はとっくの昔に公開されていた。当時の親友の両親が映画好きで、よく映画を見させてもらってた。ダイハード、バック・トゥ・ザ・フューチャーなどもそこで出会った。だけど、僕が一番度肝を抜かれたのはスターウォーズだったのだ。

小学低学年の男の子というのは戦闘機や戦う車などが大好きである。もちろん宇宙船も好き。スターウォーズは宇宙で宇宙船を飛ばし、さらには宇宙でドッグファイトしちゃってる。もうありえない映像体験。一瞬にしてスターウォーズを好きになってしまった。

そして近くにあった市立図書館ではビデオ(VHS)の貸出もやっていて、そこにはスターウォーズも置いてあった。これを本当に馬鹿みたいに借りては何度も観ていたことを覚えている。一番好きだったのはエピソード6のエンドアの戦いだ。あの映像は本当に最高だと思う。いま見てもこのレベルの宇宙戦をやっている映画を僕は知らない。




エンドアの戦い(宇宙のみ)


そこからしばらく過ぎ、エピソード1が公開された。私の両親は映画が好きではなかったのと情報を得る機会が無さすぎて完全にスルーしてしまっていた。どうやって観たのか覚えてないけど、正直そこまで好きになれなかったのを覚えている。ポッドレースも家の環境で観たって迫力が足りなかったし、大好きな宇宙戦も戦闘機のデザインがカッコ悪いってのが原因で全く楽しめなかった。なんなんだ、あの練習機みたいなデザインは!

ただライトセーバーの戦いは格段に進化していた。特にクワイ=ガン・ジンが切られた後のダース・モールとオビ=ワンの戦いはシリーズ中でナンバーワンの迫力ではないだろうか。

エピソード2もエピソード1のこともあり、映画館に行けなかった。これだけ書くとプリクエルが嫌いだと思われそうだけど、そんなことはなく好きですよ。ただライトセーバーも大事だけど、宇宙戦もスターウォーズには欠かせないと思っていたから。だからエピソード3の冒頭は映画の中でも一番好きなオープニングなのです。




エピソード3のオープニング(台詞まで)


本当にこのオープニングは好き。音楽も良いし、ジェダイスターファイターの音がタイファイターの音に近くなって4を予感させているし、スターデストロイヤーも登場するのでテンションが上がりっぱなしだった。最後のオビワンとアナキンの師弟対決も最高だった。やはりプリクエルはライトセーバー戦が凄い。そして4に繋がるエンディング。音楽も素晴らしいし、鳥肌モノだろうと思う。

 

そしてフォースの覚醒へ


単刀直入に感想を言うと 最高 でした。観る前まではJJエイブラムス監督が好きじゃなかったこともあり、不安でいっぱいでしたが…JJエイブラムス監督に謝りたいレベルですよ。よくやってくれました。


ストーリーは4と5を混ぜたもので要素として6も入っている感じ。そしてこれでもか!ってくらい4.5.6でファンを楽しませた台詞やシーンを髣髴とさせる演出でファンもこれにはやられてしまったでしょう。

4.5.6の良いところをほぼ全て7で使ったこともあり、新しい要素は少なめ。ですが、ファンの心を掴んだと思うし、次からは新しいことをしてもファンも納得するだろうと思います。なんというかオリジナルとの決別を感じさせるくらいの演出だったと思う。よく批判でオリジナルの焼きまわしと言われてますが、この辺の感じたものの違いでしょう。私は好意的に受け取れました。まあ、次回作でも4.5.6の要素を使ったら焼きまわしと言われても仕方ないでしょうが…。


そして新しい要素は少ないながらも全て活きています。新キャラクターなんてどれも最高。特に主人公のレイは公開前の不安を払拭したでしょう。私なんて予告編を見ただけで演技が下手なような…とか思ってましたが土下座で謝ります。最も魅力的なキャラクターだと思います。

さらにフィンとポー・ダメロンも素晴らしい。序盤のタイファイター前後の掛け合いはとても良かった。特にポー・ダメロンはオリジナルのウェッジみたいなキャラクターだと思ってましたが、ポーのほうがフランクでナイスガイ。超かっこいいと思う。ただフィンは女性からの支持は受けられないんじゃないかなーと思いました。

BB-8は過剰すぎる部分もあったけどいいキャラしてました。唯一、カイロ・レンだけが過去作の悪役から比べると弱すぎるのが気がかり。ただ現状だと批評が難しいキャラクターなんじゃないかな。父親であるハン・ソロを殺して未練を断ち切ろうとしてたように見えましたし、今後どうなるのか期待しておきます。

 

好きなシーン


やはりIMAXフィルムのオリジナルアスペクト比で見れる、ジャクーからの逃亡シーン。これは凄まじい迫力だったので是非レーザーIMAXで見ることをオススメします。普通のIMAXではなくてレーザーIMAXですからね!

IMAXの宣伝は置いといて、ポンコツ呼ばわりしたミレニアム・ファルコンを見つけたシーンで鳥肌がすごかった。飛び立ち、宙返りするシーンなんて音楽も合わさって泣きそうになった。

そこからの4であった砲座に座ってタイファイターを狙うところは本当に素晴らしいと思う。ロックオンの演出も4とほぼ同じ。もっと言うとフォースの覚醒冒頭の双眼鏡を覗いたところとかも表示が4を髣髴とさせて興奮したのだけど…とにかく細かい演出がファンが喜ぶものばかり。

スターデストロイヤーの残骸に突入するシーンは6のデススター内部へ飛び込んだところまんまですね。驚いたのはタイファイター乗りが帝国軍よりファーストオーダーのほうが操縦上手いこと。レイの動きについていっていたし。この印象があるからポー・ダメロンが撃墜しまくるシーンでポー・ダメロンの強さが引き立ってるのかな。

 

不満点


新シリーズの幕開けには相応しい出来栄えだと思うのだけど、不満点もあります。それは音楽。今回もジョン・ウイリアムズが音楽を担当しているのだけど、さすがに年齢だからなのか新曲は印象に残るものが少ない。オリジナルの曲を使ったところでは泣きそうになるけど新曲は全然響かなかった。

オリジナルの曲が好きすきるだけと思われるかもしれないけど、プリクエルの時はオリジナルの曲以外にも良曲が少ないとはいえちゃんとあった。エピソード1では運命の戦いフラッグパレード、エピソード2ではテーマ曲、エピソード3では英雄たちの戦いなど。

それに比べてフォースの覚醒では印象に残った曲がない。それが際立つのがエンディング。いつものエンディング曲が早々に終わった後は全然いい曲がなかった。そう思うのは私だけなんだろうか…?それとも理由があるのか。わからないけど次回は印象に残る曲がないとオリジナルの曲を乱用することになってしまうような気がする。

 

そして最後のレンとフィン&レイのライトセーバー戦。両者とも未熟だからオリジナルのような大味な戦いになるのはわかるんだけど、やはりプリクエルのほうが好きかな。あとカメラワークのせいで見にくい。無駄に寄りで撮りすぎじゃないかなぁ。


戦闘機の種類が少なすぎる。Xウイングとタイファイターだけ。カッコいいんだけどさ、もうちょっとオリジナルの雰囲気がある新型戦闘機を見てみたかった。絶対に今後のシリーズでやるのはわかってるけど艦隊戦が見たかった。まあこれは新共和国の艦隊が壊滅してるって説明があったけどさ。とにかくもうちょっと戦闘機の種類を!


最後の最後ルーク出さないといけなかったのはわかるけど空撮する必要あったんだろうか?ここだけは新しい要素が受け入れられなかった。最後も今までと同じように止まって終わっても違和感なかった気がするけど。空撮する意味があるなら大賛成するのだけど、今回はする意味があったとは…。


あとはオリジナルの続きだからオリジナル寄りになるのはわかるんだけど、ちょっとプリクエルを無かったことにしすぎじゃない!?もうちょっとプリクエルの要素も使ってもいいような気がするんだけどなぁ。まあ不人気なのは知ってるけどさ…。あと何処使えばいいのかわからんけど…。

 

まとめ


少しの不満はありましたが、新シリーズの幕開けには相応しい出来栄えでしょう。オリジナルのファンが大興奮するシーンは大量。ここまでされると清々しい気持ちで新しい要素を入れて欲しいなと思えるような作品になっていると思います。

私は既にレーザーIMAXで4回見ましたが、4DXや吹き替えも含めて10回くらいは観に行こうと思っています。それぐらいに楽しめました。本当におすすめです。